彼らの見る先の世界

欲望こそがアイデンティティ.

ステージの上の天国と地獄

毎度のことながら外野がごちゃごちゃ言うので、見たくない方閲覧注意でお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャニーズJr.東京ドーム公演見ました。

寿司もカラオケも断って定時ダッシュして見ましたよ。

その名の通り祭!って感じでね、豪華絢爛でしたね。黄金期世代なんで、Can do!Can go!はいまだめっちゃテンション上がっちゃうし、だいぶJr.くんたちの顔もわかるようになったし、というか成長期の男の人ってちょっと見てないうちにめちゃくちゃ成長するのね...龍我ばぶたんの顔面というかおめめの綺麗さにやられたし、作間くんの憂い帯びた美しさたまんねーなおいって感じだし、橋本涼天下のチャラ男だし、噂のラウールと道枝くんの足コンビ(呼ばれてない)はほんと足だし、あれ?やば、Jr.沼だぞ。(遅)

 

そしてスノストデビューおめでとうございます!

Jr.の中で私の二大推しグループが同時にデビューするなんて、嬉しいことこの上ないです。

お金に余裕あればご祝儀代わりにファンクラブ入りたいな〜とか浅はかに思うにわかを許してくれ。とりあえず素顔4はどの形態かはわからないけど、買うぞ〜!!!

 

楽しかった。楽しいし、豪華だし、想像以上に先輩の曲は少なくてオリジナル曲だけでここまでいけてるJr.の勢いに驚いたし、単純に凄いなって。なんかいっぱい発表もあって、インスタやらツアーやらなんやらほんと仕事もみんな充実してて。極め付けはスノストの同時デビュー。めでたさと驚きと涙ぐむ彼らの表情と色んな気持ちがない交ぜになりながら、あれだけ多くのパフォーマンスを見た中で、でも、それでも、私が一番印象に残っているのは、ノエルくんの涙だった。ノエルくんの涙で、一気に現実に引き戻された。引き戻されたって言い方は間違いかな、このステージの上には光と陰があるということを思い出した。

私ノエルくんのこと全然知らないんで偉そうなこと言えないんですけど、いつもステージの上で真摯で紳士な彼が涙を流す姿は、この夢のステージの裏側を思い切り突きつけてきた。

いや、ライブが始まった瞬間から薄々感じていたものはあった。スノストの扱いは他のグループに比べて別格だった。オープニングも個別紹介あったし、いつもふざけているイメージのジェシーが全くふざけてなくて、ずっと真剣な顔してて、あぁそういうことなんだな、ってなんとなく感じた。そうしたらやっぱりスノストデビューの発表があって。きっとスノスト以外はデビューのこと知らなかったのかなって思う。知ってたらノエルくんのようなストイックでプロ意識の高い人が、ステージ上で涙を流すようなことはあり得なかったと思う。事前に知らされていたのなら、どんだけ辛くても悔しくても、彼らはきっとステージの上ではアイドルをやりきったと思う。わからないよ、涙の意味なんて。悔し涙なのか、嬉し涙なのか、悲しみなのかそれとも感極まってなのかなんて、私にはわからない。でもあのノエルくんが、大事にしているステージの上で涙を流すほどのなにかがあの瞬間にはあったんですよね。

私Jr.の中ならスノストが推しなんですよ。でもパフォ見て一番滾るのはトラジャなんです。自担グループのKAT-TUNはダンスの個性強すぎで、揃ってるのとか見たことないっていうか、揃えること目的にしてないグループなんで、ああいうクオリティ高くて一糸乱れぬ群舞にはめちゃくちゃ惹かれるものがあって。だからトラジャのパフォーマンスがJr.くんたちの中でも一番好きなんです。中継見てた中でだってトラジャのパフォーマンスの時が一番楽しかった。だからこそ、彼らにも報われて欲しいんですよね。スノストデビューしてめでたいし、嬉しいし、ファンクラブ入りたいし、ツアーだって行きたい。そりゃみんなデビューとか、みんなの夢が平等に叶うとか、そんなことはありえないのはわかりきっていて、でもここまではっきりステージの上の光と陰を見てしまうと、あの煌びやかなステージの上って、とんでもない場所だな、と思わざるを得ない。デビューが決まったアイドル、デビューが遠ざかったアイドル、が同じステージ上で同じパフォーマンスをして、デビューが決まった自担、デビューが遠ざかった自担、を見ているファンが同じ空間にいるって、ほんととんでもない。一体何の試練。まじで天国と地獄。

スノストデビューは嬉しいけど、同日にデビューシングル発売なら、どちらかは一位になれないんですよね。そりゃデビューシングルはそれでお互いばっちばちにやりあって、いいライバルにはなれると思うんですけど、そういうやり方は諸刃の剣というか、なんだかなって思うところもある。ファンの対抗心というかマウンティング心を刺激するだけというか、過激派を生む要因になる気がするけどどうなんですかね。それに目黒くんの兼任とかどうなるんですかね。デビューするんだから、宇宙sixとしてジャニーズJr.ではそりゃいられないんだよね?デビュー発表された後に、宇宙sixとしてパフォーマンスしてた目黒くんを、私はなんとなく直視出来ませんでした。なんていう感情なのか自分でもよくわからないですけど。演出上無理だったのかもしれないけれども、オープニングで目黒くんが宇宙sixとして登場しなかったときにも、胸がギュンッッッてなったから、それも同じ感情かな。タイミングとか発表された場所とか色々もうちょっとあっただろ、って感じなんで、一部ファンの方の間でお互いマウンティング合戦になるのもいたしかたないのかなって感じもありますが、オタクたるもの殴り合うなら札束にしとこうぜ。毎度戦争勃発のたび思うが、ファンがアイドルの気持ちを勝手に代弁したがるのはなんでなんだろう。いくらすごく好きで、彼らの発したありとあらゆる言葉を見て聞いたからって、どうして自分がアイドルの理解者であると思えるんですかね。◯◯くんも絶対こう思ってるに違いない!私にはわかるの!だから代わりに言ってあげてるの!!これは◯◯くんの為!って精神だったら何を言っても許されるのか?別に自分の意見なんだから自分の意見として言えば良くない?SNSでアイコンに使われているアイドルの顔に泥塗るだけじゃない???まぁ思ってるだけなら自分の勝手だとは思うけれど、それを振りかざすのはわけが違う気もしますがね。好きなもののことで嫌な気持ちになるのは本末転倒なんで、みんなハッピーにオタクしようぜ。オタクはみんな違ってみんないい、自担が最高なら隣の芝生の色なんて関係ねー!ですよ。

 

誰かの願いが叶う頃、あの子が泣いているって宇多田ヒカルの歌を思い出す。

泣かないでね、アイドル達よ。

あ〜全てのアイドルに幸せあれ!!!!