彼らの見る先の世界

欲望こそがアイデンティティ.

近頃の私はツイてない。

皆さんどうもこんばんみーーー!!!

先日どうしても怒りを消化できずに書き殴った記事が、思いの外皆さんにスターをいただき、嬉しいかぎりです!!!

こんなしょうもないことでも世の皆さんに多少なりともおもしろく読んでいただけたかと思うと、怒りも昇華されます、はい!

 

けどいかんせん、最近の私はほんとうにツイてない。何故かって?

ア◯ウェイの勧誘にあったその週に、美顔器の勧誘にも保険の勧誘にもあい、勧誘地獄だったからです。\どんだけ〜!/

さすがの鋼の心を持つ私も、今回の勧誘地獄に伴う人格否定ラッシュで、メンタルはもう踏んだり蹴ったりです。今回は怒り、というかあまりにも人格否定されすぎてさすがに多少凹んだので、落ち着くために書かせてください。私感情吐き出さないとだめなやつなんです。くそほど長い愚痴です。またまた興味な〜いって方は回れ右でお願いしますー。

 

 

 

 

①経緯

前回のア◯ウェイやろーとは異なり、今回のお相手は50代の女性である。そして何が厄介かというと、この方は私の勤める会社にいらっしゃるお客様なのである。一年くらい仲良くさせてはいただいていたが、この方が美顔器を使うエステの仕事をされているのは知らなかった。最初に話をされた時も、全然聞いたことない会社だったので、エステの勧誘にあっていると後で気付いたくらいだった。まぁ私の仕事は接客業なので、こういったことはあるあるというか、先輩方もお客様の付き合いで〜ということはよくあった。なので私も、体裁もあるのでむげに断るというのは出来なかったし、3回の無料体験のうち1回は行って後は断ろう、と思っていた。

 

②1回目のお試し体験

当日来てね♡と言われた場所は、エステサロンでもなんでもなく、なんか貸しスペースみたいなところだった。古いビルの一部屋をそこそこ綺麗にして、そこに机やらなんやらが置いてある、という感じだった。またここでも私のよく確認してから行かない、という悪い癖が発揮され(というかいただいたパンフレットは一回も見ずに会社の机に置きっぱだった)、ここがどういったエステなのかを全く予習せずにいった。エステというと、ベットの上に寝っ転がって、エステティシャンの方にマッサージしてもらう、というのが一般的なイメージだと思うが、ところがどっこい、私が招待されたのは美顔器を買ってご自宅でお手入れ♡タイプだったのだ。行く前は、最悪断れなくてもある程度顔が立つところまで通って辞めたらいーや、と考えていた私は、わーお、やらかした。と、無料体験に来たことを心の底から後悔した。

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これあかんやつやー!断りにくい上に、途中で切れず、一生のお付き合い♡とか言われるやつやー!!

内心一刻も早く帰りたかったが、ア◯ウェイやろーとは違い、やはり女性同士、にこにこと笑顔を浮かべながら腹の探り合いが始まった。私は以前施術してもらうタイプのエステに通っていたことがあるのだが、エステというところは必ず最初にどういうスキンケアをしているか、どういったお肌になりたいか、どういった女性になりたいか、みたいなカウンセリングがある。じゃあ今のままのお手入れ続けててこの理想のお肌になれる?なれないよね!そこでとってもオススメなのが、うちのスキンケア商品と美顔器だよ☆という風に勧誘が始められるのだ。そもそも私の美意識はそんなに高くない。痩せたーい、綺麗になりたーいと口で言うだけで、食べたいものを食べ、好きな化粧品を使い、好きな時間に寝る、という絵に描いたような干物女なのである。そんな女に向かって、お肌の仕組みやら、ターンオーバーがどうやら話しても、ジャニタレの皆様はお肌綺麗やよな〜こんなんしてんのかね〜偉いわ〜と、全然別のところに意識が行き、頭に入らないのに。輝く女性になりたいよね?いつまでも若々しく綺麗でいたいよね?その為の自己投資だよ、これは!と、30万以上する美顔器をすすめてくる。お金がないってみんな言うけど、月々3000円くらいでローンも組めるから、今使ってるスキンケア代と変わらないよね?大丈夫!大丈夫!と、張り付いたなうな笑顔でまくし立てるまくし立てる。ってか30万以上のローンで、月々3000円って、何年支払わす気だよ。

私がはぁ〜ほぉ〜へぇ〜と曖昧な返事ばかりしているので、とりあえず一回お試ししよ!今日はスチームも、毛穴のお掃除も引き締めも、保湿もぜーんぶのフルコースだよ☆ほんとは自分でやるものだけど、今回は私が施術するね☆と、私は施術を受けることになった。

洗顔したら→お肌がいつもよりしっとりもっちりしてない?スチームあてたら→すっごく潤ってて気持ちよくない?と、何か一動作ある度ある度感想を聞いて、とにかくあげてくる。そしてここのスキンケア商品は天然由来の無着色無香料で〜とお決まりの説明が始まる。私はア◯ウェイでもニュー◯キンでも、他社の化粧品や洗剤との比較動画を見たことあるが、その時だって、ふーん、そっかー、で?しか思わなかった。\よっ!捻くれ者っ!/なんかもう心のそうゆう純粋なところが死んでるんだと思う。更に言うなれば、私がシャネルやディオールなどのデパートコスメを使うのは、体にいいと思っているからではない。シャネルやディオールで買い物をしている自分が好きだからなのだ。あそこの紙袋を持って帰る自分が好きだからなのだ。私の中の欲はそこで満たされるのだ。

まぁあれやこれやと施術をされ、うわ〜!来た時よりワントーン顔が明るい!しっとりもっちり〜!と、またまたアゲアゲされ、なんやかんやと言葉を並べ勧誘された。確かに肌はいつもより綺麗な気がしたし、商品自体は悪いものじゃないことはわかっている。ただ私はこの口コミの紹介だけ、高額な美顔器を買う、というシステムがどうしても受け入れられなかった。とりあえず今日はお試しなので!高い商品なので母に相談します!!と言い、逃げるように一回目のお試し体験を終えた。

 

③2回目のお試し体験

1回目のお試し体験のあとア◯ウェイの勧誘にあい、その際に「あ〜商品は違えど、エステの人と言ってること一緒だな〜」と生ぬるい気持ちになった。妙にキラキラした綺麗な言葉を並べ、その割に生臭いお金の話するのだ。そしてこんな通って終わり、じゃないタイプのエステは、私には絶対ダメだと再認識したので絶対断ろうと決め、憂鬱な気持ちで当日を迎えた。

当日またそのサロンらしきところに行くと、今日はなんと2人がかりだった。わーお。2回目の体験をしてしまうと、更に断りにくいと思ったので、着席早々私は「前回の施術後、顔が痒くなってしまったので、今回の体験は遠慮したい。そして美顔器の購入もしない」と伝えた。痒くなったのは事実だし。そうすると、完全に笑ってない目で「なんで?(^^)」と聞かれた。内心はもうこえーーー!!と、ビビりきっていたが、お金がないし、私の中で今一番最優先したいことは、美魔女になることではなく、自分の人生でやったことないことを全部やって死ぬことだ、と向こうに負けぬ会話量でつらつらと述べた。そう、私は前回のア◯ウェイの件で、会話量こそものをいうのだと学んだのだ。だが、向こうはやはり勧誘のプロ、どういう理由を話しても全部上手く切り返してくる。そしてこないだとは違って、今回話しても女同士そして仕事上のしがらみもあるので、まぁ〜私も歯切れのいい切り返しができず会話はしばらく平行線を辿った。しかし一向に首を縦に振らない私に対して、今回もやはり人格否定の路線に入り出した。何にもせずに枯れた女にみすみすなるのか、何にも頑張らない自分でいいのか、そんな自分を変えたいと思わないのか、スキンケアは絶対に必要なことなのに何故そこを怠るのか、延々と説かれた。無理にすすめているわけではない、押し付けているわけではない、私はあなたの為を思って言っているのに何故わからないのか、と言われても、私の需要はそこにはないのだ。そして結局私はなんとか粘り勝ちしたのだった。私がダメなら次、と切り替えたのかじゃあパンフレット渡すからお友達に渡してね、というか連れて来てね、あ、でも無理強いしてるわけじゃないよ?あなただってうちの商品はいいって思ってるんでしょ、だったらそれを広めるだけよ〜(^^)と言われて、ほんとにほんとに恐怖を感じたが、わかりました〜友達に話してみますね☆と笑顔を作り、私はその部屋を出ることに成功したのだった。

 

④感想

こんなに勧誘された!腹立つ!ということばかり書いていると、なんかそうゆう人なのかと思われてしまいそうだけれども、私はマルチ商法だってエステだって別にやりたい人はやればいいと思っている。というかエステに関しては、気分も上がるし自己投資だし、ほんとにいいと思っている。ただそれは自分自身がそれを信じて、納得して使っているということが大前提だ。

私がこんなに腹が立っているのは、勧誘してくる人がみんな、いいことを教えてあげてるだけ、無理になんてすすめてない、これの良さがわからないなんて人としてどうかしてるぜ!というスタンスが、どうしてもどうしても許せないのだ。f:id:doronumachan:20170306215148j:image(雑なコラでさーせん)

なんなんや、ほんま。ヒーハー!って返せばええんかこっちは。こんにゃろめが。f:id:doronumachan:20170306215333j:image

エステを断ったとき、私に対して彼女は、「あ〜私あなたのところで商品注文したの間違いだったのかしら〜」と言った。...は? 内心ほんとうに腹が立った。仕事上のしがらみがあることをタテに、そんな不当な等価交換を求められるのか。しかもさも私が彼女に無理やり買ってもらったみたいに言われたが、彼女が必要なものを買いに来たときに対応したのが私だったというだけの話じゃないのか。心の底からじゃあうちのほうも契約解除してもらってけっこうでーす☆って言ってやりたかった。しかも母に怒られると私が言ったら、「あ〜こどもってこうやって母親の影響をもろに受けるんだよねぇ...」と、暗に母親までdisってきた。おいおいおいおい。重度のお母さん過激派の私の怒りを買ったぞ、てめー。ア◯ウェイの人もそうだったけれど、断る=人でなし、冷たい、人間としてどうかしてる、ってなるのはなんでなんだ?私はア◯ウェイだって、今回のエステだって、そこで扱っている商品のことを貶したことはない。ただ私には必要がないからいらない、と言ったのはダメなことなのか?いくら打たれ強い図太い私だって、人としておかしいとか、残念な可哀想な人、みたいなことを言われたら普通に腹立つし傷付くのだ。こんなことが2週間の間に立て続けにあったら心やられるわ。ということで、今の私のメンタルはどん底なのである。

 

ってか、ほんとぎゃーすかぴーすか好き勝手うるせーよ!私の人生、私が何を選んで、どこに投資するかなんて私の勝手やろがい!人生変わったの!とキラキラ説明されたって、私は別に人生変えたいなんて思ってないわい!私の望みは現状維持じゃ!私は肌だけ美しいたいして整ってない自分の顔を見るより、洗練され磨かれた美しいアイドルの顔を見るほうがいいんやわい!この自給自足の幸せで満足なんやわい!ほっとけーーーーー!