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彼らの見る先の世界

欲望こそがアイデンティティ.

夢と現実は交わらなくていい

突然だが、私は関ジャニがやっている番組の、関ジャムが好きだ。

毎週色んな切り口から音楽について掘り下げる番組なのだが、私は全然音楽に詳しくないので、単純に見ていてへー!と思うし、楽しいし、特別なコラボステージもかっこいい。この番組だけはテレビを見ない私もだいたい毎週見ている。

単純に関ジャニのみんながかっこいいのと番組が面白いのと別に、この番組が好きな理由がもう一つある。

それは素人さんとは絡まないことだ。

この番組には普通の歌手の方とか、バンドマンとか、ダンサーとか、その道のプロの方しか出ない。単純なファンとか、道行く町の人とかそういう人は一切出ない。だから安心して見ていられるのである。

私は昔からアイドルが素人さんと絡むのがどうしても苦手なのだ。

街角ぶらり、とか、ファンの自宅に突撃、とか、歌番組とかライブとかでファンの子とハイタッチしたり触れ合うシーンすらなんとなく見れない。いや、見れないのではなくて、見たくないのだ。

そう、これは嫉妬なのだ。私という人間は非常に心が狭く、嫉妬深い人間なのである。

前にKAT-TUNがやっていたタメ旅という番組では、そういう人と人との触れ合いがメイン的なとこがあり、アポなし突撃取材とかが非常に多かった。道行く人の小さな夢を叶えたり、知り合った現地のお家に泊めてもらったりするのだけれども、それにとにかくなんとも言えずもやもやしてしまったのだ。

一度KAT-TUNのメンバーが、私の住んでいる県にこの番組のロケできていたことがあった。場所は私の住んでるところからは、そんなに近いところではなかったけど、Twitterでの目撃情報とかで、KAT-TUNが私の住んでる県に来ている!って田舎者の私はあばばばばばば!となっていた。近くにいるけど、私はKAT-TUNに会えないし、でも会えた人もいるんだし...となんとも言えない気持ちになって、結局放送は見なかった。というかタメ旅のほとんどは録画だけして、再生したことはなかった。どんな内容かはTwitterを見ればだいたいわかったし、自分で見なくてもファンの皆様のおかげで、KAT-TUNの可愛いシーンとかはわかったので、それで満足だったし、無駄な嫉妬心にかられることもないのでこれでいいのだと思った。

 

KAT-TUNのCome HereツアーのDVDの中でどの公演だったか忘れたけど、上田くんがファンの方の頭を撫でてあげるシーンがある。

う、う、羨ましい...!

羨ましすぎて、その後ほぼそのシーンは見たことない。いつも早送りしてしまう。

自分がいけなかったファンミでメンバーとハイタッチがあったって聞いたときは、身悶えすぎて家でりあるにゴロゴロのたうちまわった。

自分がその頭を撫でられた側だったら、きっと一生幸せを噛み締めれるし、ましてやそのシーンがDVDに収められたとなったら、死ぬまで宝物としてとっとく。ハイタッチした側だったら、多分手の匂いめっちゃ嗅がしできるだけ手洗わないし、めっちゃにやにやする。

けど人のは見れない。自分でも触れ合いたいけど、触れ合わなくていい。アイドルには身近な存在になんてなってもらわなくていい、ショーケースに入った遠い存在でいて欲しいのだ。

夢と現実は交わってほしくない。

 

 ファンサを受けるファンの皆様が憎いとか、そういうことじゃない。

ただ彼らの圧倒的な世界に夢を見ていたいのだ。