彼らの見る先の世界

欲望こそがアイデンティティ.

やっぱ無理っ!

無理無理かたつむり~!!!!

 

言いたいこと全部書くので話もとびとびだし、めちゃくちゃ長いし、皆さんをあおったりするような表現があるかもしれないので、ほとんどの方は読まないほうがいいと思います。私なんでも自分の中で吐き出して納得しないとダメな人間なのでここでただ吐き出したいだけ。

 

 

 

 

 

あの事件から一週間が過ぎた。最初の一週間はぐちゃぐちゃの気持ちでまさに無理無理かたつむり~!!!!って感じで毎日うじうじ泣いたりしていたけど、毎日ふつーに仕事に行ってふつーに過ごして。そしたらどんどんまぁしゃあないわ!みたいな気持ちになっていって、勝手に田口くんと向き合えたつもりでいた。例のがつーんを聞いた時も、あぁやっぱりなぁって気持ちだけだった。きっと私の中で田口くんは何も語らないと思っていたからだ。それでも始まる前は吐きそうになるくらい心臓痛かったけど!始まってからも、田口くんファンの私でさえ、え!?こんだけ!?って突っ込んだけど!この放送を聞いて私の中で田口くんへの憤りとかなんで!?みたいな気持ちは全くなくて、やっべー、こんなんじゃまた叩かれちゃう!としか思わなかった。あーやっぱり田口くんは私の思った通りの人なんだなぁって。彼はきっと自分のために嘘はつけない人なのだろう。世間体のためにもてきとーな理由を言うことだって出来たし、きっとそのほうが批判も減らせたかもしれない。けどそれはしなかった。別に私は彼のことをすごく美化して語りたいとは思わないのだけれども、すっげーなって単純に思った。なんならこの徹底した彼の態度を見て、辞めさせてやるからお前が全部泥かぶってやめてけって事務所の策略なのかと思ったくらいなんだけどな、私。

この件について田口くんを批判する意見があることは当然だと思っているし、何も明言していない限り好き勝手推測されるのもしかたないし、今回の件で気持ちの落としどころが田口くんにしかないって思う人が多いのも当たり前だと思う。でもあの日冒頭にあの話をしてそのあといつもの放送が始まったとき、ほんとに彼は最後まで何も言わずアイドルで、KAT-TUNでいるんだなぁって。人間って声に出すべきではないこと、言ってはいけないこと、またそれを黙ってることで批判されたりしたら、どっか表情や行動に出ちゃうと思うんですよね。違う!って否定したくなると思うんですよね。でもこの件に関してどんな批判や中傷や噂にも田口くんは一切の弱音も涙も本音もこぼさないんだなって改めて思わされた。私はすぐに感情が顔にも声にも出る人間なので、単純に田口淳之介という人間のことがすごいと思った。だから何も語らないという彼の意志をすとんって飲み込めた。けど世間はそうではなくて、案の定twitterは大荒れだった。無責任だとか失望したとか中丸くんを巻き込むなとか早く出ていけとか。そういえば最近田口くん批判や田口くんファンのかたをないがしろにするようなことが多くてKAT-TUNファン界隈は荒れてるみたいですね。荒れさせたのは田口くんなので、田口くんを批判する声が出てしまうのはどうしても仕方ないと思うけれど、田口くんが悪い=田口くんのファンも悪いっていうのが私にはどうしても理解できない。なぜだ?メンバーの思想=ファンの思想ではないし、その逆もしかりだ。田口くんファンが一番かわいそう、なんていうのにも当事者でありながら同調できないけれど、ファン同士の不毛な争いになんか意味があるのかな。尊いかつんちゃんたちの涙とは違って私らファンの涙からはなんも生まれないぞww亀梨くんも言ってたけれど、彼らにはKAT-TUNである責任がある。私たちが匿名性を利用して、思ったこと感じたことを次から次へとぽろぽろ吐いてこぼすのとは意味が違う。彼らはいつだって言葉を選んできたし、多くは語らなかった。言えないけど言いたいこと、言うべきだけれど言わないこと、その両方ともあると思う。脱退理由が不透明だから何だってんだ、どんな理由にしたって「脱退」ということが最悪な結果である以上、語るも語らずも一緒だったんじゃないのか。

田口くんを批判している人はもともと田口とかいらねーし派の人が多いのかな、とぼんやりと思っている。田口くんのことを下に見がちというかライブでの田口くんのソロはトイレタイムだったんだろーなって。だってずっと田口くんを否定的な目で見てない限りは、どうしても嫌いになれないって気持ちのが大きいんじゃないのかな。批判している人の気持ちとしては「田口のくせに」ってやつなんだろう。田口のくせにKAT-TUNに迷惑かけてんじゃねーよ!って。だからって田口ファンをつるしあげるのはやっぱ違う。KAT-TUNのファンの絶対数が減るだけな気がする。みんなそれぞれ自分の求めるKAT-TUNっていうのがあって、それを見ていたいし守りたくて必死なのだろうなって思うと少しやるせないけど。けど主語をすり替えるなってのは言いたい。他の3人のメンバーが、世間が、なんだって、自分じゃない大多数の意見みたいに言うのはどうなんだ。他の3人から今年や来年を奪ったの許さないって意見わりと見るけど、それは違うだろ。それが田口くんによって奪われたかなんて、私たちの推測やこじつけや妄想でしかない。「他の3人」から、じゃなく「自分」の求めているKAT-TUNが奪われたことが許せないって話なら私は納得できる。めっちゃ屁理屈みたいな話だけどね。

アイドルとファンって、いつもファンが与えられる側だって私は思っている。与えられるものを見ないか見るか、ファンが選べるのはそれだけ。求めているものが見えないのなら見なければいいし、見たいなら好きな部分だけ切り取って見たらいい。なのに自分の求めているものが手に入らないってなったら泣いたり喚いたり被害者ヅラしたり、ファンってすっげー勝手だ。見るか見ないか選ぶのはいつだってファンのほうなのにね。私田口くんが辞めちゃうことに関しては仕方ないって全部思ってた。私は彼のこと何も知らないし、みんながどう感じても自由だし、だから辞めるのもしかたないし、それに関して批判する人がいるのも、辞めるのを引き留めたい人がいるのも、全部全部全部しかたないって。けど、先週あの事件のあと初めて、大好きな9uarterのDVD見たんですよ。しかも田口くんのソロアングルを噂のデュアルモニターで。そしたらやっぱり私が世界で一番大好きなアイドルのKAT-TUN田口淳之介がそこにいて、そしたら急激に泣けてきて。あぁもうこの彼が見れなくなるんだなって、すごく実感してしまった。私の中の田口くんが更新されないんだなって。私この時までは辞めたって今までの作品は見れるし、今までだって好きな時に好きな部分だけ好きなように見てきたんだから、変わらない、だからなんも変わらないって思ってた。けど違った。私の中の田口くんはこのままで永久に停止してしまう。いつか風化する思いだって、思ってたのに、するわけないんだ。だって私は彼を好きなまま止まってしまうのだ。永久に停止したまま更新されない、だから嫌いにもなれないんだなって。ずるい、ずるすぎるぞ田口淳之介。でもやっぱり大好きだから「仕方ない」んだよなぁ。

私にとってアイドルっていうのはすごく遠い存在なわけで。子供のころブラウン管の中でキラキラ輝いていた彼らは、どこか現実じゃない気がしていた。大人になってまたアイドルを好きになって初めてアイドルを生で見たのはあの東京ドームで、あの時だってずっとテレビを見ているような気持だった。バルコニー席だったので遠すぎて実感できないってのはあったのかもしれないけれど、それでもリアルタイムっていうよりは映画を見ているような感覚だった。どうしても私とアイドルがどこかで交わるとは思えなかった。だから今回の件で皆さんがたくさんはがきを送ったり色んなことをしているのも、私にとってはすごく不思議な感覚だった。私の声が、手が、届く先に彼らがいると思えないし、いて欲しくないからだ。私はアイドルにただアイドルであること以外は求めていない人間なのであろう。だから恋人がいようが、げすだろうが、ポンコツだろうが、なんでもいい。あの、手の届かない、キラキラした、眩いばかりの世界を、見せてくれればそれでいい。私の目に映るKAT-TUNが、KAT-TUNが魅せてくれる世界が私の求めているもので、それだけが紛れもない事実で、だからそれ以外のことまではアイドルには求めない。田口くんが結婚してもぱぱになっても私はまったくかまわないし、アイドルの恋愛がファンへの裏切り行為だとは全く思わない。しかし田口くんの彼女はすこぶる評判が悪いのでその点だけはどうかと思っている。別に自分をアゲる女と付き合えとは思わないけど、これで例えば相手が綾瀬はるかちゃんとかだったら、田口くんすごい!やるー!ひゅーひゅー!って思えたかもしれないのに、たくさん選択肢があった中で何故こんなにも自分の評価を下げてしまうような人を選んだのかはすごく不思議だけど、田口くんのことも彼女のことも何も知らない私には一生理解できないだろう。

 

こんなに全部仕方ないって思う私が今回の件でこんなぐちゃぐちゃしているのはきっと田口くんが、こんなに色んな人に愛されて幸せを与え続けてきた田口くんが、こんなに色んな人を悲しませて、恨まれて、でも自らの足で去っていくって結論しかなかったことが悲しいからだ。彼のその身勝手さも潔さも優しさも、全部彼自身のもので。彼の人生も彼の考えも彼だけのもので、「春になったら田口淳之介というアイドルが、KAT-TUNを去る」ということだけが事実で。その与えられた事実に対する反応も解釈も人それぞれで。彼はそのどれにも否定も希望も何も見せてくれなくて。けど来るその日まで彼はアイドルであることだけを全うしていく。アイドルであること以外、私が求めている世界を見せてくれたらいいってそう思ってたくせに、そのことがこんなにも悲しく美しいなんてなぁ。田口早く出てけ派の人も、田口くん辞めるの辞めよう派の人も、別に、誰も、なんも、間違ってない。私はどちらでもないから、ただ見ているだけだけど。はがき、私もなぜか書かなきゃって思って、一枚だけ書いた。そしたら出てきた言葉は、「笑顔でいて」と「幸せになって」だけだった。それは田口くんだけじゃなく、もちろん亀梨くん、中丸くん、上田くんにも願うことで。私はそれが叶うなら田口くんが脱退してもいいし、辞めるの辞めたっていいと思う。彼らの人生は彼らだけのものだから、彼らの幸せ以外のために、一方的に向けられる誰かの期待やエゴのために、自分のことは犠牲にしないでって、ただそれだけを思う。自分たった一人と自分に向けられる大勢の気持ち、天秤にかけたら、自分一人のことなんて犠牲にしてもいいって思うかもしれないけど、そうじゃない。「幸せはいつも自分の心が決める」って有名な言葉があるけれど、本当にその通りで、彼らにはそう生きてほしい。いつも自分に正直にまっすぐに。私の求めるKAT-TUNはそれだから。だからそうあってほしい。

KAT-TUNはいつだってシンプルだ。何も語らずただ進むだけ。多くを語らないKAT-TUNがたまらなく好きだ。いつだって辛さや弱さを隠して、その痛みすらも強さにかえて、孤高な輝きを放つ彼らが好きだ。今回の件だってすっごくKAT-TUNっぽいな、なんてにわかながらに思う。田口くんがKAT-TUNを去る、それまでは4人でKAT-TUNでいる。何が事実かをちゃんと突き付けてくれている。これぞKAT-TUNじゃないか。そりゃ私は田口くんファンなので欲を言えば4人でいる限りはめいっぱい活動して、CDかアルバムでもだして、お別れコンサートだってしてほしい。どっかで見たけど、田口フェス開催して盛大にアイドル田口淳之介の最後を見届けたい。けど私はKAT-TUNの与えてくれる事実だけを待つ。待ってそれを受け止める。今日も明日も明後日も、来年だって、10年後だってKAT-TUNにはいつだってKAT-TUNらしくいてほしい。3人になったって、KAT-TUNという旗がなくなったって、きっとKAT-TUNらしさはなくならないから。こんなことだらだら書いて、彼らの選ぶ未来もどちらでもいいって書いたけれど、私はあの事件が起きた日から、なぜか絶対に3人になってもKAT-TUNはなくならないって信じている。彼らの強さこそが、私がKAT-TUNを好きでたまらない理由だから、大丈夫だって。まぁ私の確信なんて無意味なもんだけど。今回の件ってKAT-TUNやジャニーズに興味がない人からしたら、「KAT-TUNの田口くん?だっけ?辞めるんだってね」「へーそうなんだ」って数秒の会話で終わることだと思う。けど私らにとって彼らは、天使にも悪魔にもなりうる存在なわけで、ほんと彼らに生かされも殺されもするんだ。どうしてこんなめんどくさいんだ。けどみんな結論は違えど諦められない、好きという気持ちを。

そしてその終着点はどのファンも、幸せになって、なんじゃないのかなぁ。


かつんちゃんたちほんとに全くもってラブアンドピースじゃない。いや、ラブはあるけど、圧倒的にピース不足すぎるぞ!見た目もだけど、スペックも波瀾万丈ぶりも、二次元が過ぎるからね!wwそこまで忠実に漫画の主人公になんてならなくていいんだからね!wwけどきっと彼らの行く先がどこだって、ハッピーエンドなんじゃないかって思える気がするから、今日も彼らが生きてる!美しい!それだけですぺしゃるはぴねす!

 

お願いだから

 

幸せになって~!!!!!!!!!