彼らの見る先の世界

欲望こそがアイデンティティ.

許してほしい

このブログは本来KAT-TUN田口淳之介君への愛を叫ぶために始めたものだ。

こんなことになるならもっと早くあの時の気持ちを書き留めておくべきだった。そうしたら私のあの時の気持ちの証明になったのに。いつでもかける、そう思って先延ばしにしたバカな自分を殴りたい。一体絶対なんなんだ。

 

昨日のあの発表はりあるたいむで見ていた。最初彼が話していることの意味がわからなかった。ただただえ?なんで?それだけだった。でもそのあとに話し始めた亀梨くんの手が、声が震えていて、中丸くんの、上田くんの目がうつろで、「あぁ、彼はとても重大なことをしてしまったのだ」と思った。歌ってたところは覚えていない。歌い終わったところで色んな友達から連絡が来て、twitterを見て何が起きてるのかわかったけど、理解はできなかった。なぜ?彼が?どうして?今?ただただ色んな思いがぐるぐる巡っていた。そのあとはずっと泣いていた。自分でもなぜ泣いているのか、向こうは私のことなんてこれっぽっちも知らないのに泣いている自分が気持ち悪い、そう思うのに涙がただただ止まらなかった。

 

もうすぐ10周年だったのに、30歳の誕生日だったのに、少プレは?タメ旅は?FNSやMyojoの一万字は?どうなるの?どうして今この場で、彼らはこれからどうなってしまうのか。Johnny's webでメンバーのコメントを見た。あぁ、本当なのだ、本当に田口淳之介KAT-TUNとしての歩みは止まってしまうのだ、それもこんなに多くの人を傷付けてまで。漠然と思った。私はまだファンになって1年足らずで、これからの彼がもう見れなくなることには、仕方ない、と思えた。でも彼のした選択を理解することができない。そのあとはずっと泣きながらtwitterに張り付いていた。阿鼻叫喚、様々な意見が飛び交っていた。それを見ながら、ほかの3人のメンバー、そしてファンの皆様にごめんなさい、ってひたすら思った。ど新規のにわかのてめーが何言ってんだ、私が謝ったところで何も変わらないし、おかしな話だ。けど本当にごめんなさい、その感情だけが沸いた。まだ彼を信じたいと思ったことに対して、だ。彼に対しての怒り、暴言、当たり前だ。彼は過去二人のあの衝撃を中から見ていたのに、なぜまた繰り返したのか。今のこの傷だらけのKAT-TUNを傷付けるのが、KAT-TUNを愛してると叫んでいた本人だなんて、そんなことあってたまるか。でも起きてしまった。起こしてしまった。それは間違いなく彼が起こしたことだ。悲しかった。彼が起こしたことで、みんな変わってしまった。

私は皆様の叫ぶ愛が好きだった。本当に好きだった。けどそれも崩れてしまった。KAT-TUNが好き、その気持ちのもとにできた温かい空間が一瞬で壊れてしまった。いろいろな感情が飛び交う中で、身勝手にも思った、「KAT-TUNの田口淳介」を嫌いにならないで。今までの感じた愛しさや喜びを失わないで、今までの彼を否定しないで。過去は変わらない、そういうけど、彼は変えてしまった、こんなにもあっさりと。塗り替えてしまった。過去の自分さえ。未来だけじゃない、過去までも。あの時も?これも?それも?全部が全部そう思えてくる。私があの時憧れたKAT-TUNはもう嘘だった?ずっと偽ってくれてた?どんな気持ちで一緒にいたのかな。あの笑顔の裏には何が起きてたの?でも壊したのは紛れもなく彼だけど、お願いだからこんな温かい空間を否定しないで。こんな勝手なこと思うくらいならTwitterやブログなんて見なきゃいい。けど馬鹿な私は見てしまう。彼がしたことがどんなことなのか、誰かに聞かなきゃわからない。彼がどれほどのことをして、こんなことをするような人間なのか。私は知らない。「田口淳之介」という人を。紙やネットで見る文字の羅列でしか知らない。だからまたそれらを見て判断するしかない。KAT-TUNのこと大好きだったんじゃないの?ほかのメンバーのソロも歌って踊れるくらい。KAT-TUNであることが人生の自慢だったんじゃないの?KAT-TUNであることを取ったら何も残らないって自分で言うくらい。そんな大好きなメンバーに説得されたって、メンバーを傷つけてまで譲れないものって何だったのか。きっとその真相は明らかになることはないだろう。私にできるのは希望的観測や推測だけだ。私は当事者じゃない、ただの外野なのだ。

色んな意見の中に「他のメンバーに尻拭いさせといてすっきりした顔してんじゃねぇよ」「この場で謝らないなんてどうかしてる」「笑顔が怖い」なんてのがあった。きっとこの場で彼が泣いたり謝ったりしたって、泣くくらいなら謝るくらいなら辞めんじゃねーよってなったじゃないのか。こんなのはたらればで、結果論でしかないのかもしれない。ただ彼がしたことによって多くの人が傷付いた、それは紛れもない事実で、その後の解釈は人それぞれなわけで。すっきりした顔をしていた?わからない。少なくとも私にはすっきりしたようには見えなかった。それは私が田口淳之介という人間が好きで、まだ信じたいから?やった、やっと辞めれる、これでおさらばだ!そんな薄情な奴なのか?そうじゃない、そうじゃないからあの場で自ら声を発したのではないのか?でもそうしても、さらされるのは残された側だ。彼はこれからこの煌びやかな公の舞台から去る。この出来事を引き起こした本人は去り、残された者が背負い続ける。背負ったことのある彼が今度は背負わす側になる。それほどのことがあったのか、あると思うしかない。どうしても私は彼を悪くは思えない。本当にごめんなさい。

彼が辞めるのは春で、お別れをいう時間があることに感謝、という意見を見た。笑顔で送り出してあげたい、なんてそんなこと言えるのほんとうにすごい。私は彼が好きで、今でも信じたいけど、それでもさよならをする時間なんていらないと思った。みんなどんな気持ちで過ごすの?アイドルは虚像で、彼らは彼らが演じている誰か、なのかもしれない。だけどもうどこかで偽られてる、とわかった時点で4人としてのKAT-TUNは見せるべきじゃないと思っている。みんな本当にみたい?自分の大好きな人が痛々しい笑顔を見せるところを。本当だと思ってたものが偽りだってわかって続けられる瞬間を。私が彼に生で会えたのは一回だけで、あの彼が涙した東京ドームだけで、一度でいいから近くで見てみたい、次は絶対アリーナ入る!なんて意気込んでいて。でも私が見た彼はもうその時にはこの未来を思い描いていたのだ。バカな私はあの涙の意味を考えもしなかった。もう一度、いや何度だって彼には会えると思っていた。だけど、もう会えなくていい。彼だけじゃない、他の3人やファンのみんなの泣いてるところも辛そうなところも見たくない。そして何よりも嫌な思い出として刻まれてしまう田口淳之介を見たくないのだ。こんなにもたくさんの人を傷付けた彼なのに、そんな彼を傷付けられるところは見たくないのだ。きっと私がこんなにもごめんなさい、そう思うのは田口淳之介という人間を許してほしいからだ。KAT-TUNを3人になっても続けてほしいのも、今のレギュラー番組も決まっている番組も無事放送され、これからも続いてほしいのも、ツアーもなくなってほしくないのも、全部彼の為だ。これが全部なくなったら、この怒りや悲しみの矛先はすべて彼に向いてしまう。それだけは避けたい。KAT-TUN田口淳之介として愛されて終わってほしいと思っているから。そんなことは絶対に叶わない。わかっている。なぜなら私自身がきっと彼を許せていないからだ。けど彼への許しを請う、きっとそんな馬鹿な自分を許してほしい、そんな自分を重ねて、彼を許してほしいと願う。私なんかが何か叫んだってきっと何も変わらない、わかっている、わかっているけど、だけど許してほしい。私が許せない田口淳之介を、許してほしいと願うことを。本当にみなさまごめんなさい。

私が願うことは4人とも幸せになってほしい、ってことだけだ。

お願いだからどこかに救いがありますように、彼らの笑顔が戻ってきますように。

 

 

どうしても今の自分の気持ちを吐き出したくてただ書きなぐったので支離滅裂で意味不明だと思う。けどいつかきっとこんなこともあった、と笑って読める日が来るのを願っている。