彼らの見る先の世界

欲望こそがアイデンティティ.

ジャニオタよ、高らかに愛を叫べ

とっても上から目線なタイトルになってしまったが、今回のテーマはまさにこれ、ジャニオタの皆様の訴求力についてだ。

そして私がジャニオタの皆様に感じている、This is KANSHA!

Love is Power! 皆様の愛を語る力ってすごいんだよ~ってお話です。

 

私がKAT-TUNに興味を持ち始めたころ、やっぱり気になったのは最近の彼らのことだ。とにかくネットでKAT-TUNや田口くんについて検索したりしていた。

そんなときたどり着いたのが、皆様のブログやtwitterである。

そこは皆様の愛の巣窟であった。

私はもともと凝り性ではなくって、物事をなんでもわりとさらーっと自分が見たその表面でしか受け取れない人間で、だからKAT-TUNや田口くんに対しても、「あーかっこいいなー」とか「曲好きだなー」みたいな単純な感情しかわかなかった。だから雑誌を読んだり、MCを見ていてもへーそうなんだ、としか思わなくて爆発的にはまるってことがなかった。

しかし、世間の皆様は違った。

メンバーのここが好きだ、かわいい、かっこいい、こんなこと言ってたけど愛しい、大好き!でもこんなところは心配だし不満だし、でもでもでもやっぱり大好き!♡って気持ちを、おもしろおかしく、天才的な文才で愛を叫んでいた。好き故にほんとに色々細かいところまで見ていたり、様々な解釈をしていたりで、私が見逃していた彼らの更なる内なる魅力をたっくさん伝えていてくれていた。

私は昔から人と喋ってその人の考えや意見を聞くのが大好きなのであるが、ブログやtwitterって一つの物事に対してのたくさんの人の考えや意見がいっぺんに知れる、私にぴったりな代物なわけで。

私がさらーっと流していた映像や発言ひとつひとつにも反応や解釈があって、なるほどー!へーそうゆう意図があったのかー!と勉強になることばかりで、そんな皆様の愛の言葉のおかげで私は急速にKAT-TUN、そして田口くんへ堕ちていった。ただ見ていたって、顔が好み、曲にはまる、色々きっかけがあったってそこからお金を使うファン、いわゆるオタクになるまでってけっこう遠い。見た目だけ、曲だけ好きっていうところを超えるためには更なる魅力を知らなきゃならない。そんなときオタクの皆様が日々叫んでいる愛がどんどんそのタレントの新しい魅力を伝える、最高の手段なのだと私は感じた。

皆様が語る言葉で、メンバーの印象が変わることもたくさんあった。

例えば同じKAT-TUNのメンバーの亀梨くんが最もたる例で。私にとって亀梨くんってずーっと昔からあんまりときめかないタイプであった。とにかくかっこつけていて、クールですかしてる、ナルシスト(亀梨くんファンの方、ほんとうにごめんなさい!)っていうイメージしかなくて、KAT-TUNにはまってく過程でも一番興味がわかなかった。だけど皆様の語る数々のとんちきエピソードを読んで今では亀ちゃん♡ほんととんちき可愛い♡愛しい♡って語尾に♡つけちゃってるくらいだ。(ところでとんちきって言葉がこの上ない表現だと思う、最初にとんちきって名付けた人天才すぐる。)

亀ちゃん以外にも、おじゃぷの髙木くん(クールなギャル男→愛すべきおばか♡)や、じゃにすとの重岡くん(りあみつる系子犬男子→お金に汚いげす男、あれこれってもしやマイナス?いいえ、私はげすエピソードに激しくときめいた)などなど。

それまで全然知らなかったり、興味がなかった人のイメージがどんどん変わっていって、すぐにお気に入りの人が増えた。ジャニーズの沼は深い、でも楽しい。 

そして徐々に私がKAT-TUNという沼にはまっていく中で、一番皆様の訴求力を感じたのは、KAT-TUNのシングル「Dead or Alive」が発売になったときである。当初は買わないつもりだった。そのときはそこまではまだはまっていると自分でも認められなくて、なんかお金かけたら負けだ、なんて謎の気持ちが強かった。でもその時ってK-POP系のアーティストがライバルで連続1位の記録が危ないってなっていて。そしたらファンの皆様がすごく叫ぶのだ、何とか連続1位の記録を守ってあげたい!KAT-TUNを喜ばせてあげたい!って。そうゆうの見ていたらじわじわと何かが生まれてきて、じゃあ私もそんな皆様の思いが救われるように本当に微々たるもんだけれども、一枚買おうって思ったのだ。CDなんて買ったの、りあるに中二以来だった。(最後に買ったのは嵐のa day in our lifeだった気がする)初めてネットでCDを注文した。届いたCDを開ける時はなぜかすごくどきどきして、楽しかった気がする。そこが私の出戻りジャニオタとしての第一歩だったと思う。

普段ジャニオタっていうと、なにかとバカにされたりあー…って苦笑されたり、向こうはこっちのことなんて知らないのに貢いで虚しくないの?なんて言われたりして傷付いたりしたこと、皆様一回くらいはあるかもしれない。でもその叫んでる愛が、だれかの心に響くこと、本当にあるんだよ。だってここに十数年ぶりにCD買って、まんまとKAT-TUNに堕ちた奴がいるんだもん。皆様の言葉の力って本当にすごい。きっと事務所の人間なんかよりよっぽど優秀な広報だ。皆様、私にこんな楽しいこと・美しい世界があることを教えてくれて、本当にありがとうございます。これからもぜひその才能をいかんなく発揮し、世に知らしめてください。

だから私はこれからもジャニオタの皆様のブログやtwitterを読む。

そしてこれからも皆様には精いっぱい愛を叫んでほしい。

 

すべてのジャニオタよ、これからも心より愛を叫び、最高の広報であれ!