彼らの見る先の世界

欲望こそがアイデンティティ.

きっと永遠などないのだろうけれども、

タキツバ解散、タッキー引退、翼くん退所のニュースを受けて。

 

私もかくゆう東のタッキー、西のすばる世代ど真ん中なわけで。

今から十数年前、テレビでタッキーを初めて見て、月並みだけど身体に衝撃が走った。生まれて初めて見た綺麗な男の子。生まれて初めて夢中になったアイドル。そっから沢山テレビを見て、雑誌を買って、きゃーきゃーきゃーきゃー言っていた。私タッキーの切り抜きいーっぱい持ってたんだよ。タッキーが表紙の雑誌だって、いーっぱい持ってたんだよ。8時だJとか、Mステとか、MJとか、少クラとかタッキーが出てたテレビだっていーっぱいビデオに録画してたんだよ。ドラマだって、当時22時とかまで起きてるの辛かったけど、頑張って見てたんだよ。ニュースキャスターの女とか好きだったなぁ。

翼くんだって。翼くんがドル誌で話してたこととか今でも覚えてるよ。素顔3の翼くんのソロシーンなんて、文字通り擦り切れてところどころ映らなくなるくらい見たんだよ。翼くんの切り抜きだっていーっぱい持ってたんだよ。ソロコンのDVDだってほとんど持ってるんだよ。翼くんが出てたサマースノーってドラマも、好きだったなぁ。

すばるくんもだよ。初めて見たときの衝撃はまだ覚えているよ。正統派の美少年でキラキラアイドルのタッキーに対し、少し尖っていて儚くてでも強い瞳が印象的だったすばるくん。愛してる愛してない、MAJIDE、タキツバ山Pを従えて歌っていたShelter、私今でも当時のビデオ持ってるよ。あまりアイドルらしく振る舞うのは得意ではなさそうだったけれども、彼のカリスマ性というか唯一無二の存在感やパフォーマンスは本当に多くの人の心を奪ったのは間違いなくて。

その後2人はタッキー&翼として、私がジャニーズ離れをしている間にすばるくんは関ジャニ∞としてデビューして、黄金期は私にとってはJr.の時から見ていた最後の世代だったので、ちょこちょこ歌番組で見たりはしていた。タキツバは元々多彩な才能を待つ2人がそれぞれに輝ける場所を、関西こってこて曲を歌っていた関ジャニ∞も、いつの間にかバンドのイメージが強くなっていて、バラエティでの活躍もめざましく、外野ながら勝手に、不器用でシャイな彼もやっと落ち着ける「居場所」を、それぞれに見つけたのかなぁ、とぼんやりと思っていた。

KAT-TUNに出戻った後も、私個人としてはあまりタキツバや関ジャニ∞には興味がなくて、熱心に追いかけたことはなかった。けど一昨年のクリスマス、縁あって関ジャニ∞のエイターテイメントのライブにお邪魔させてもらう機会があって。会場に向かう電車は、メンバーカラーを身につけた人でとてもカラフルで、テーマカラーが黒!って感じのKAT-TUNファンとしては、とても新鮮だった。中でも「メンバーが入所した後に生まれた」ような中高生くらいの若い女の子達がカラフルな色に包まれているのを見た時、なんだかじんわりとした気持ちになった。

あの日初めて生で見た「アイドル:関ジャニ∞」はべらぼうにかっこよかった。だって思わずその後出たDVD(しかも初回限定盤)買っちゃったくらいだもん。あんなに好きでソロDVDもほぼ持っている翼くんのパフォーマンスも、生けるエンターティナー滝沢秀明のパフォーマンスも、ついぞ生で目にすることはなくあっけなく終わりを迎えてしまったことを思えば、「アイドル:渋谷すばる」を一度でも生で見ることが出来たのはとても幸運だったのかもしれない。

タッキーを見てジャニーズを知り、翼くんにキャーキャー言って、すばるくんで歌を覚えて、そんな黄金期にジャニオタになった私には、タキツバすばるの3人は、ずーっとずーっとトップアイドルで。デビューしてからのこととかか、最近のこととか、大して知らないんで、大きなこと言えたもんじゃないんだけど、それでもやっぱりそんな3人がアイドルではなくなってしまうのはとんでもなく悲しいなぁ。だって一時代築いたどころじゃないよ、ほんと。沢山の人たちの「最初のアイドル」になったんだよ。今あなたが好きなあの子もこの子も、みんな3人の背中を見て育ったであろうに。偉大な背中は、もういなくなってしまうんだなぁ。

私たちの見ている「今」に永遠など本当は存在しなくて、私たちの望んでいる「夢」は、彼らの多大なる努力と我慢と優しさで成り立っているエンターテイメントなのだと、本当に改めて思わされる。好きになったアイドルが、アイドルではなくなることは、とんでもなく悲しい。「アイドルには永遠にアイドルでいてほしい」。私がアイドルに望む、唯一にして最大のワガママだ。別に恋愛しようが、結婚しようが、パパになろうがなんだっていい。ただアイドルとしてステージで生きて、いつまでもキラキラしていて欲しい。けど、アイドルである前に1人の人間である彼らに、それを望み押し付けるのは、実は酷なことなのかもしれない。

私がかの昔ジャニーズ離れをする時、最後に一番好きだったのは風間くんだ。昨今活躍がめざましい彼は、アイドルではないけど、成功した一つの形だとは思う。けれどもそれでもやっぱり「アイドル:風間俊介」が好きだった私は、彼にもアイドルとしてステージでキラキラ歌って踊って欲しいな、と今でも思う。だって私は歌って踊っている彼が好きだった。

出戻りの要因となった田口くんもご存知の通り、今やアイドルとしての肩書きは置いてしまった。アイドルではないけれど、彼は今でもステージで生きて、パフォーマンスしている。それはとても喜ばしいことでもあるけれど、やはり新しい田口くんを見れば見るほど、アイドルであった田口くんが恋しくなるジレンマにかられる。私は一生「アイドル:田口淳之介」に焦がれるだろうし、それを奪った田口くん自身を許せないと思う。

今後、翼くんは病気が良くなれば。すばるくんは環境が整えば。また新しくパフォーマンスする彼らに会えることもあるだろう。でもそれは、別フォルダに新規作成される新しい別の彼らであって、私が好きで夢中になったアイドルじゃないんだよなぁ、と思うと切ない。

なんていうか、私が好きになったアイドル達がどんどん過去や思い出になっていくのが、とんでもなく寂しくてやるせない。彼らは永遠に私の心の中でアイドルとして生き続けるだろうけど、それでも悲しい。「今」や「未来」を望めないのが、悔しくてもどかしい。

人生捧げてアイドルしてくれてるのに、自分の気持ちとか願望ばっかり押し付けてごめんね。思春期や青春時代を、人生の全てを、捧げてアイドルとして生きてくれてありがとう。きっと私の好きなあの子が今アイドルなのは、君たちのおかげ。きっと今私がジャニオタなのも、君たちのおかげ。とにかくお疲れ様。沢山の感謝と愛を君たちに。また会える日まで。

 

 

KAT-TUN LIVE TOUR 2018 CAST 名古屋公演行ってきたよ

ということで、行ってきました!

8/29.30名古屋の夜の2公演!

日本ガイシホールKAT-TUNが来たど〜!!!

めちゃくちゃどうでもいいけど、私の大学の卒業式もガイシホールで行われたんですよ〜ということは、もしや私もKAT-TUNと同じステージを踏みしめたことになるな...???とかふざけたこと考えていた女は私です!!!

皆さまそろそろお気付きかもしれませんが、私の感想の中にセトリとか衣装とかに対する詳細な描写だとかレポは一切ございません。あるのはひたすらに、うっひょ〜あっば〜KAT-TUN最高!っていうド低脳な感想だけなので、それでもいいぜって方は読んでください。

 

 

相変わらず予習ゼロ、復習ゼロで現場に挑む私。さすがにアルバムは発売日から毎日車で聞いてたけど、ネタバレは見なかった(正確にはセトリは見たけど覚えてない)ので、もうめちゃくちゃどきどきわくわくで現場に向かったわけですよ。ぼっちだから早く席着いても暇なのに開場と同時ぐらいに入場して、着いた先はスタンド最前列...!!!アリーナクラス初めて入ったので、まぁ言うてもね、最前列言うてもね?と余裕ぶっこいていた私。サイドの花道から外周周るトロッコっていうのあれ?が目下にあるのはわかっていたんですが、まぁ言うてもね、と思ってたんですよ、始まるまでは本当に。そんでいざ開幕ですよ。いや〜うへ〜相変わらずかっこいいなKAT-TUNよ!とか思ってノリノリになってたら、三曲目くらいでメンバー歩いて来るじゃないですか。私の席の方は最初中丸くんだったんですが、おっ、ゆっち歩いてきた、あれなんかステージ近くない?あ、そこで止まるの?あれれ?気のせいかな...目の前だぞ...うわ、ステージ動いた...え、ちょ!目の前やんけーーーー!!!あばーーーー!!!!!

そう、私はなめていたのだ、アリーナクラスの近さを。ちっかい。まっじっでちっかい。ちっか...!うわ、きた、え、かっこいい...顔ちっちゃ...ってか

唇の色悪っっっ!!

そこが一番の感想でごめんやで、ゆっち。あとまじアイドルスマイルとか0で、これが噂のジャガイモ体験...!と、あの真顔を堪能しました。

続いてやってきましたのは、巷で噂のセクシーアイドルKAZUYA KAMENASHI.え〜腰ほっそ...えっろ...え、めっっっっかわ...中に着てる花柄レースの服なんやねん、どちゃしこ...なんで亀ちゃんってあんなエッチなの???毎度のことながら直視しちゃいけない気持ちになるし、初めてエロ本見る中学生みたいな気持ちになるよ...(どないやねん)

でもそんなセクシーアイドル亀にゃんを越えて、この日私の中の破廉恥ランキング1位に君臨したのは、うーちゃんこと上田竜也氏。え、綺麗...アンドロイド?アンドロイドなの???マネキンのような美しさ...そんなうーちゃんが彼シャツ一枚...大丈夫これ?18禁だよね完全に???これ生で見て大丈夫???いや、もちろんガン見しましたけどね!!!前はだけてくれてたので、うーちゃんの美しい腹筋をしたたる汗拝めました、あーめん。

去年の亀ちゃんのソロコンで前から5列目以内だった時、あれ以上の接近戦はもうないと思ったけど、いや、あったわ。近くなくてもめちゃくちゃ楽しいけれども、近いとなんていうかもう単純にテンション上がる、神から美しさのお恵みやで〜!って感じ。(?)しかし名古屋1日目会場の空調めちゃくちゃ暑くなかったです?私まじ演者でもないのに、踊れないくせに踊りくるってたせいで汗だくだったよ!個人的語りたいポイントだけあげてく。

 

①上田くんのソロ

ごめん、あえて言わせてもらう。

厨二病の権化か。

あれかな?もう必ず一人はJr.くん殺っちまわないとダメなんかな???しかし彼の世界観の作り込み力はすごい。最初のでっかい刀みて斬魄刀...!!と思ったの私だけじゃないはず。演出めちゃくちゃかっこいい。なんか私の中で勝手に上田くんってあまり踊るイメージがないせいか、上田くんががっつり踊っているだけで滾る。うーさまぁ...!余談だが、名古屋1日目で、中丸ーぷマシンのとこで一番得意な(好きだっけ?)キャラクターのモノマネしながら出てきてって言われて、上田くんがドラゴンボールヤムチャの技言いながら出てきた時のシーンッ...感が忘れられません。しれーっとピアノ弾いてたうーちゃん。けど私はすぐにヤムチャだってわかったよ♡気が合うね♡付き合お???♡←

 

②相変わらずの中丸くんのエンターテイメント性

いやほんま彼天才だな?

あのシュールでみみっちい(失礼)笑いのセンス、ほんと脱帽。カトゥネットのシュールさとか、中丸ーぷマシーンの地味な凄さとかほんと私の心のピンポイントに刺さってくる。あとMC冷静すぎてほんと笑える。あとほんっっっと眼鏡似合うな、まじで。あの眼鏡かけて、ビッグサイズの上着肩からずらして着てる中丸くんが私の性癖すぎてやばい。しかもその眼鏡一曲か二曲かですぐ外して、律儀に衣装の胸ポケットにしまってるとこも好き。まじリア恋泥棒〜!Fuuuu〜〜〜!!!

 

③亀ちゃん可愛すぎ問題(2回目)

私LIVE行くたび亀ちゃん可愛すぎ問題に悩まされてるんですけど、まじどうしてくれるの???(何を)いや、私ね今回ファンサ頂いた(と思い込んでる)んですよ。2日目の夜公演の時、最後トロッコで外周周るときに、指差してからボール投げてくれたんですよっ!あの!亀梨和也が!!結局取れなくて残念だな〜って亀ちゃんの方見直したら、失敗しちゃった〜♡ごめんね?♡って顔の前で手合わせて、てへぺろしてたんですよ???まじ萌え殺す気ですか???多分私の周囲3メートルくらいは、皆自分に投げたって思ったと思うんですけど、一挙手一投足でほんと沢山の人をはっぴーにするスーパーアイドル亀ちゃん。ソロのロボットダンスのとこコロッケさんとか思ってごめんなちゃい。

 

他にもウィルビー歌ってくれてありがと〜とか、バックのJr.くんの紹介のとこお洒落だな〜とか、MC面白かったな〜とか色々感想はあったんですが、メモしてないので正直忘れました。でも結論はめちゃくちゃ楽しかった!の一言に尽きます。大阪外れちゃって、名古屋2DAYSで私のCASTツアーは終わっちゃうんですが、めちゃくちゃ大阪行きたいよ〜こういうときほんとぼっちオタクはつらたん。ほんとKAT-TUNの LIVE行くたびに思うけど、まじ毎回毎回今回が一番最高!めちゃくちゃ楽しい!!!って思わせてくれるの、改めて考えるとほんとすごいことだな。私はやっぱりあの作り込まれた世界観で、無駄な布をいっぱいつけた衣装を着て、媚びたりせずに強い瞳で前だけ見て歩いてる彼らが好きなんですよね。KAT-TUNというアイドルのブレなさが、本当に好きです。

会うたびに好きにさせてくれてありがとう〜!!!

楽しかった!!!

 

本気で愛される気あんの?

まーたジャニーズ一切関係ありません。私のぐだぐだ話。ほんと吐き出し場所にしちゃって申し訳候。

 

 

 

 

 

 

ねえ、可愛げってどこで売ってんの???

 

どうも、可愛げとか隙とかそういうもの、一切合切お母ちゃんのお腹に忘れてきた女です。

「わざとだよ?」

これあらさー女子なら、うわ、こんなこと言う女とは絶対友達にはなりたくねぇ〜〜〜ってなるやつだと思うんですけど。これね、これ。

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こんなこと言う女とは友達にはなれないけど、こんなこと言ってのけちゃう女には生まれてみたかったな、と思わんでもないわけで。いや、最近ね、私も幸子と似たような状況に陥ったんですよ。けど私はもちろんわざとだよ?なんて言うわけもなく、自分の履いてるヒールで歩ける速さまで考えて、なんなら彼のこと置き去りにして、終電に乗りました。しかも余裕で間に合うってゆー。ほんと私どうかしてるね???

こういうときのベストアンサーが私にはわからない。幸子にはなれない。なれないからこそ、幸子みたいな女にはとんでもない憧れがある。だって私には女の子の才能が徹底的にない。

以前も書いたことがあるが、私には男友達が多い。それは私が恋人〈〈〈 友達な人間だからだ。一度も友達と恋愛関係になったことがない私は、男女の友情は成立する派だ。その中でも特に仲が良く大事に思っている友達のグループがいる。もうかれこれ干支が一周するくらいは友達で、一応グループ内恋愛禁止というルールはあるけれど、そんなルールなくても誰もそんな雰囲気に一切なった事がないくらい、色気がないグループだった。けど私にとっては男とか女とかそういう次元を越えて、本当に大好きな友人なのである。私の青春は彼らで出来ていて、私の人生からは切っても切り離せない存在なのである。

彼らは私を決して女の子扱いはしなかった。というか、彼らの前で私は1人の人間で、女だとか男だとか気にしなくてよかった。女の子扱いされない、ことが楽だったし、女性という性ではなく、私という人間の人間性を認められたみたいで嬉しかった。それでよかったし、それがよかった。はっきり言って変人の集まりだとは思う。ぶっ飛んでいるやつばかりで、でも彼らはよくモノや世間を知っていて、生きていく知恵や力があって、今を、自分を、生きているやつばかりで、だから一緒にいるのが本当に楽しかった。でも彼らと過ごすうちに私の中の「女の子」という性がどこかに追いやられてしまった。女の子らしく甘えたり、可愛らしく振舞ったり、そういうことをするのは私には求められてないと言い訳をして、「女の子」を徹底的に怠ってきた。そのツケが今まさに回ってきてしまった。人間としてはとても優しく扱ってもらったと思う。けど女の子としては、完全にアイデンティティを無き者にされていたし、私自身もしていた。だから今更になって、どう「女の子」になったらいいのかわからない。どこ行っちゃったの、私の中の「女の子」。

このお盆休みに、その中の何人かで旅行に行った。いつも通りめちゃくちゃに楽しかった。だけれども、ことあるごとに繰り返し言われる、「お前らは女じゃないから」、という言葉が胸に刺さってしまった。別にグループの誰かに恋心を抱いたわけでもない。けれども今まで何百回言われかわからないこの言葉に、ついに傷付いてしまった。三十路を前にした私は、ついにこの言葉を受け入れられなくなってしまった。あんなにも喜んだ言葉だったはずなのに。ならなくていいや、と思ってきた女の子に、なりたいと思ってしまった。いや、本当はずっと女の子になりたかったのだと思う。なれなかったから、見て見ぬ振りをしていただけで。

きっと私は人より傷付くのが上手い。なんでも意味を求めて、考えて、結論付けようとするからだ。他人に期待して、あげた分は返してもらおうとするからだ。そのくせ人に甘えるのはとんでもなく下手だ。甘ったれた人間性のくせに何を言ってるんだと思われそうだが、なんていうか意地はって、肩肘張って、そうやって頑なにしか生きれない。

あらさーにもなれば、それなりに人生色々なことがあって、そりゃ泣きたい夜だってある。独りで生きてきた、なんてかっこつけるつもりはさらさらないが、でもそういう寂しい気持ちとか、虚しい気持ちとかに襲われた時だって、なんだかんだ乗り越えてきてしまった。そりゃもちろん友達や家族に、盛大に愚痴ったり泣きついたりしながらだけれども。何かあったって、何もなかったみたいに、結局どうにかしてきた。なんていうか自己治癒能力というか、自己完結能力が高すぎるんだと思う。だからとにかく隙がないし、俺がいなくても生きていけそうなんて言われちゃうんだと思う。

けれども実際の今の私は、なみなみに水が入ったコップみたいなもんで。表面張力のおかげかなんか、なんとか溢れさせないように、絶妙なバランスを保って生きてる。そのバランスを崩すのが本当に怖い。別に溢れたら溢れたで、きっと今まで通りどうにか出来るし、どうにかする。どうにか出来るけど、しんどいのはしんどい。どうしたってしんどい。誰かに甘えて寄っかかってぎゅーってしてもらってよしよししてもらいたいな、って私だって思ってる。けどそんなこと誰にも言えない。言ってもいいよって言われたって、素直になれない。だって怖いし恥ずかしい。それにずっと与えてくれないならその優しさはいらない。一回だけ貰う方がずっと辛いから。だから溢れさせないように、必死になってヘラヘラして生きている。

 

「結婚してないことは不幸なのか」、その問いの答えはNOだ。だけれども、誰かの一番大事になったことがない、というのは不幸なのかもしれない。結婚はそりゃいつかはしたいよ。けどしたい相手がいないから今は全然結婚したくない。私には今のところきっと恋愛する勇気も結婚する覚悟もない。だってどこかにいるはずの自分の中の「女の子」を、見つけ出すことすら出来やしない。

生まれ変わったら幸子みたいな女になれますように、来世に期待。

#ジャニオタとコスメ〜カラーポップ買ったったぞ〜

我慢できない女、カラーポップ買いました、夏。

 

そりゃそうだよね、我慢出来ない女だもんね、買うよね。しかも1回目届いてすぐ追いポップした。だって、可愛かったんだもん!!!!!(後悔も反省もしてない)届いたものがこちら。とどーん。

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ハイライトとかグロスも有名なのに、アイシャドウしか買ってないバカヤローぶり。いいの、また追いポップするから!← アイシャドウなんてもう後5年は無くならないくらいあるのにね、もう収納できなくて母ちゃんに怒られたよ、三十路にも手が届く歳なのに。

誰にも需要はありませんが、やりたいので全色スウォッチのせまっす。写真無加工なので汚ったないから閲覧注意です♡

 

まずは噂のSuper Shock Shadow

茶色系

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赤茶〜赤系

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オレンジ系

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ピンク系

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次にPressed Powder Shadow

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改めて見ると何個か同じ色混じってね?ってなるな、しかし。違うよ、撮るのが下手なだけで全部違う色だよ。それにしても写真が汚い。世の人たち撮るの上手すぎ、すぎょい。

このシャドウ何が凄いってまずは発色。発色まーじーでいい。私のわがまままぶたはわりと想像通りに発色しないことが多いですが、まじこいつらぱねぇ。見たまま発色。つえぇ。そして次にキラキラぶりがすごい。満点の星空もびっくりのキラキラっぷり。キラキラ大好き芸人なんで、まじで毎日にやにやにやにやしてる。可愛いが過ぎる。ほんでもって持ちがいい。二重の線の間に全然たまらない。朝塗って一日仕事して夕方見ても、朝塗ったままの綺麗なまま。この溶けるほど暑い猛暑に。天才か?可愛くて可愛くてほんと震える。さんきゅーカラーポップ

 

そして更に無駄にランキング付けまでしてみる。

1位 TWITTERPATED

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人生で出会ったアイシャドウで一番可愛い。

これまじむせび泣くほど可愛い。薄いピンクにゴールド系のラメがキラッキラで、まぶたにぬると一気に女の子感が出る。これ使った日は鏡見るたび30秒くらい見直しちゃうくらいときめく。男の人とご飯行くときよく使ってる。(無駄な男モテ意識)

 

2位 ARROW

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エロ神様や〜!エロ神様がここにおらっしゃられるぞ...!!!

これはエロい。差し色に目尻にいれてもよし、アイホール全体にいれてもよし、とにかく色っぽい。エロい。いい女感だせる。目元だけなら壇蜜になれる。(?)こんだけ気に入ってるのに、こいつだけ届いたとき唯一割れてた、解せぬ。持ち運ぶたび崩れてて悲しい。

 

3位 COME AND GET IT

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我ツヤツヤぞ、ツヤツヤの化身ぞ?

って感じでまぶたツヤツヤにしてくる。sssほどギラギラ感はないが、まぶたが光り輝く。コーラル系カラーで使いやすい、イエベ春の味方。とりあえずこれ塗っとけば華やかになれる。

 

っはぁ〜化粧品ってなんでこんな必要なくても買っちゃうんでしょうね。アイシャドウ熱は今ちょっとおさまったけれども、次はヌーディ系のリップが欲しくてしゃーない。今一番欲しいのはDAZZ SHOPの。

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みんな大好きOPERAの限定で出てたハニーベージュが可愛くて可愛くて、次はヌーディ系リップ買い漁る予感...!

は〜お金貯めようね、自分♡

買い物って楽しい〜〜〜!!!

 

負け犬からのエール

圭人くんの件について。

ファンでもなんでもないやつが、自分の思い出と重ねて好き勝手書きます。ご容赦ください。

 

 

 

 

 

 

私にはずーっと抜け出せないコンプレックスがある。それはゼミ仲間コンプレックスだ。なんやねん、それって感じだと思うが、つまりは大学時代のゼミ仲間と集まると負け犬根性が大爆発するってことだ。大学生だった私は、自分で言うのもなんだが、はっきり言ってリア充ってやつだったと思う。友達も多い、毎日楽しい、なんだかんだ上手くやってた。私の学部では3年から2年間ゼミがあって、私が選んだゼミは学部内でも有名な、忙しくてリア充でキラキラのゼミだった。20人ほどで、男女比はだいたい半々くらいだった。私のゼミにいた女の子は、みんな可愛く、性格も良く、素直な優しい子たちばかりだった。私はそんな女の子の間では少し浮いていたと思う。元々男子側に友達が多かったこと、ゼミ長の男子と親友レベルに仲良しだったこと、何より「可愛くて性格のいい」女子にコンプレックスがあった私は、なんとなくゼミの女の子の間では、馴染みきれなかった。それでも彼女たちは私を仲間外れになんて当然することなく、いつも愛とイジリとノリを持って優しく接してくれた。

とにかく一緒に過ごす時間が多かったゼミなので、本当に私たちは仲が良かった。

よく私サバサバしてるから男友達多くて〜とかいう女いるけれど、個人的な感想だけど、そういうこという女はだいたい女の腐ったとこ煮詰めたような、サバサバとは真逆のドロドロ女ばかりだ。ソースは私。男友達たちと過ごしていれば、自分が女の子らしくないとことか、素直じゃなく可愛げがないとことか、女子力のないとことかを、見て見ぬ振り出来たから。だから楽だったし、そうやって女の子扱いされない自分を、私は女という性ではなく、一個人の人間性が評価されて好かれてる、なんて思い込んでいた。可愛くて素直で優しい彼女達の中に入れば、私の粗が目立つような気がして、そんなこと彼女達は何も言ってないのに、勝手に卑屈になって捻くれていた。男友達たちには私は当然いじられキャラでブス扱いだった。当然だ、私がその扱いを受け入れたのだから。けど自分の評価を自分で決められない私にとって、その扱いはどんどん自分を追い込むだけのものになった。自分が可愛くなくて、性格も良くなくて、素直じゃないことなんてわかっていた。けどゼミ仲間と過ごしていると、改めてそれを現実として突きつけられているような気がして、どんどんゼミ仲間といる時間が、楽しいものじゃなくなっていった。四年になってゼミしか授業がなくなって、更にゼミでいる時間が増えていくうちに、もっとゼミでいるのが窮屈になって、もうとにかくでしゃばらずになんとなく愛想笑いをして時間を過ごすようになった。仲良しと評判のゼミに対し、違和感を感じているのも、なんだかとても申し訳なかった。だから残された時間はとりあえず笑顔を浮かべて過ごした。仲良しでリア充の巣窟のゼミで、はたから見たら私もその一員で、むしろ周りからはムードメーカーだとか評されていた。けど私が感じていたのは、劣等感と孤独だった。勝手に感じているだけなのはわかっていた。でも抜け出せなかった。憧れていた可愛くて素直で賢い彼女達との差から。そうなれない自分への苛立ちから。

 

社会人になって、好きな人とだけつるめば良くなって、とても楽になった。無理して仲良しゼミの一員として過ごさなくて良くなったから。ゼミも卒業後数年はよく集まっていたが、結婚や転勤などで次第にバラバラになっていき、集まることも少なくなった。休みがみんなと合わない私は、何かと仕事、と理由つけて集まりにもあまり顔を出さなかった。逃げたかったのだ。

最近ゼミのアイドルポジションだった女の子が結婚式をし、久しぶりにゼミ生で集合した。一流企業で働き、素敵な旦那様と結婚し、可愛い子供に恵まれて、更に美しくなり、まさにお手本のような人生を邁進する彼女達を見て、会わないで済んでいた間に忘れかけていた私の中の劣等感が、また溢れ出した。私が欲しいものを全部、当然のように持っている彼女達が羨ましくて、眩しくて、そんなのをいまだに羨んで卑屈になっている自分が、惨めで、アホらしくて、情けなかった。卒業して数年たった今も、私のポジションや扱いは当然変わるはずもなくて、まだみんなたくさん絡んでいじってくれた。それを見たゼミ仲間ではない友達たちには、「相変わらず仲良しだし、あなたは愛されてるね」と言われた。自分で自分の評価を決められないのなら、そんな言葉たちを鵜呑みにして素直に喜べばいいのに。皮肉にもそんなのとは裏腹に、早く抜け出したい気持ちでいっぱいで、そんな負け犬根性丸出しな自分にまた嫌気がさす、という負のループを繰り返した一日だった。めでたい気持ちも自ら掻き消してしまった。

 

結局私はいくつになっても自分の評価を自分で決められない。決められないし、そのくせ人を羨んだり、自分を蔑んだりする気持ちだけは、人一倍あるのだと思う。これは勝手な推測でしかないけれど、圭人くんもきっとこっち側の人間なんじゃないだろうか。以前偶然読んだドル誌で、ジャンプのメンバーがお互いの良いところか、羨ましいところを言い合う、というお題の中で圭人くんが、どうせ僕のことはみんな優しいっていうだけなんでしょ、みたいに話していたのを見た。「優しい圭人くん」が存在することも事実だけれども、みんなが繰り返し「優しい圭人くん」を主張することで、圭人くん自身は追い込まれていたんじゃないだろうか。圭人くんはきっとずっとメンバーの中で劣等感と孤独を感じていたと思う。才能も個性もあるメンバーの中で、自分が何者か、自分で自分を評価してあげられなかったんだと思う。「優しい圭人くん」である自分を、「優しさしかない圭人くん」と、捉えることしか出来なかったんだと思う。そこを抜け出せなくて、ずーっとずーっともがいていた。アイドルである以上、顔がいいこと、歌って踊れることは、必要最低条件だ。デビューまでの期間が短かった圭人くんが、その必要最低限に追いつくまでは、並々ならぬ努力をしたことだろう。スタートラインが人より遠かった彼が、「人並み」になること自体も途方もないことだったと思うが、必死でやってやっとスタートライン、その間元々前にいたメンバー達はどんどん進んでいくわけで。ましてや大所帯のHey!Say!JUMPで、常に端っこ、歌割りもないのが当たり前のようなポジションにいた彼が、卑屈にならないわけがないと思う。なんとか一旗あげてやろう、と思って入学した大学も、結局留年を繰り返した後、自主退学という最悪な結果を迎えた。もちろんこの結果を生み出したのは圭人くん自身でしかないが、実はプライドも高く頑固な彼が更に自分を追い込むには充分すぎる材料だったと思う。

私から見た圭人くんは、お顔ももちろんかっこいいし、英語はペラペラで、ギターも出来るし、一糸乱れぬ群舞を誇るHey!Say!JUMPにおいてもパフォーマンスだって遜色ないし、何にも自分を卑下することなんてない、と思える。けど、結局自分で自分を評価してあげられないなら、周りにどんだけ評価してもらったって変われないのである。私自身も社会人になって数年働いて、今仕事ではちょっとした評価を受けれるようになった。なんとなく自分に自信がついたような気持ちもあった。けれども結局、あの時感じた劣等感は拭いきれないままだ。「大学生の私」が感じた劣等感は、「社会人の私」の評価とは、全くの別物で、だから消せない。染み付いた負け犬根性はそう簡単には消えない。だからこそ圭人くんは、今度こそ自分で自分を評価出来るようになる為に、留学したんだと思いたい。

まぁ正直、最近のジャニーズ事務所のあれやこれやを見ると、一時的にでも圭人くんを強制退場させないといけないなにかがあったのかと思ってしまうゲスい気持ちもある。けど小心者な圭人くんが、それでも1人離れる道を選択したことは、自分史上最大の大革命だと、私は思う。圭人くんの今いる場所は、手放すには勿体なさすぎる場所で。もし圭人くん自身が何か思うところがあったって、「とりあえず」なんとかかんとか過ごしていけば、ある程度の活躍が約束された場所で。でも、その場所に「ふさわしい自分」だと思えるようになる為に、圭人くんは行くのだと、私は思いたい。先日行われた48グループの総選挙をたまたま見ていたんですが、そこで4位に入った荻野由佳ちゃんがスピーチで、「去年5位になった時、その順位にちょっとでもふさわしい自分になりたいと思った」というようなことを言っていたのがとても印象に残っていて。圭人くんも「Hey!Say!JUMPの岡本圭人」として、自分を認めてあげれるように、だからいくんだなって勝手に私は解釈しています。

居場茨の道だね、圭人くん。逃げたって言う人もたくさんいるし、これからますます成長していくHey!Say!JUMPというグループに、戻ってきた時には圭人くんの居場所はないかもしれない。でも、だからこそ頑張ってね圭人くん。そしてちゃんと帰ってきてね。

根性見せろよ!英国紳士!!!

#ジャニオタとコスメ〜5.6月に買ったメイク用品〜

化粧品欲暴走した。

 

服や靴や鞄は全然欲しくなかった代わりに、この2カ月は化粧品欲しい欲が大暴走した。空前のシングルアイシャドウブームが訪れ、アイシャドウめっちゃ買った。あと私あくまでも自己診断だけれども、パーソナルカラーはおそらくイエベ春。誰がどう見ても黄色い肌人間だし、だけどマットメイクは全く似合わないので、消去法でイエベ春のはず。ちなみに色黒でないが、まったくもって色白ではない。THEオークルって肌色です。イエベ春で検索してみたり、インスタでメイク動画ばかり見ていると、皆様オススメの化粧品や可愛い化粧品が沢山出てきて、そりゃまぁ見たら欲しくなるよね。我慢出来ないよね。元々我慢全然出来ない人間だかね。仕方ないよね。← おかげで今まで全く興味のなかったオレンジとピンクが欲しい欲が大爆発して、その辺の色ばっかり買い漁った。あといつも通り大好きなキラキラ。その結果がこちら。

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買いすぎた。

そして顔が足りない。

でも全部可愛いから大満足。

ちなみにアイシャドウのスウォッチはこちら。

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ほぼ同じ色味じゃね?というツッコミは無しでお願いします。  お金使うのだ〜い好き♡(THEダメ人間)

おかげでオレンジメイクにハマっているけれども、アイシャドウのオレンジは私の思っている通りに発色してくれないのは何故。マジョマジョのシャドーカスタマイズの新色3色がお気に入り。めちゃくちゃ可愛いし、発色もいい。後韓国コスメのオレンジのキラキラがほんと可愛い。愛してる。QOO10で3個で1000円くらいだった、ほんとお買い得。ちなみにスウォッチはみんな一度塗りです。

 

リップのスウォッチはこちら。

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リップ関係もオレンジとコーラルピンクばっかり買っちゃった。元々はっきりした色が好きで赤ばかり持ってたので、コーラルカラーの可愛さが新鮮。めちゃくちゃ可愛い。しかし口コミを見ていると全然落ちない!と謳われているティント系商品も、私の場合だいたい落ちるのはなぜ。あと青みピンク系に変色するものも多い、かなぴぃ。最近のお気に入りはペリペラのシュガーグローティントです。うるうるだし発色も良く、これでグラデーションするとまじ可愛い。唇だけはまじ美少女になった気分になれるよ!

 

チーク、ファンデーション関係はめんどくなったのでスウォッチしてません、ごめんね、BBAは疲れやすいの。←

最近はとにかくツヤ肌になりたくて、ハイライトにこだわっております。そして噂のザ セムのコンシーラーまじすごい。ありとあらゆるものを隠してくれるし、崩れない。下地→ザ セム コンシーラー→ルナソル ファンデーションをうっすく→セザンヌパウダーの順で塗るとまじ一日中化粧崩れない。鉄壁。ただそれだとのっぺり顔が更にのっぺりするので、仕上げでその上にエクセルのルミナイザーとセザンヌのハイライトスティック塗ってる。順番は間違えに間違えているが、そんなの関係ねぇ。最近綺麗になったね、と言われることが増えたのでまじ化粧品様々。THIS IS カワイイは作れる。顔は詐欺れる。

一度買い始めると化粧品欲しい欲が全然止められず、次に狙っているのはカラーポップです。

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アメリカのやつ(多分)で、ネットで買えるんだけれど、もう買い物カゴに欲しいものはばっちり入れて、後は購入ボタンを押すだけ状態になってるよね〜〜〜。後は押すだけ、だよね〜〜〜。50$以上買うと送料無料になるので、ついつい50$分は入れちゃったよね。化粧品買いすぎている自覚があるので、まだ我慢出来ていますが、まぁボーナス出たし多分買うよね。← また届いたらスウォッチいたします!

 

は〜メイクって楽しい。

女に生まれてよかった〜〜〜!!!

アイドルは裏切る存在か

まじ外野は黙ってろ!と思われる方沢山いると思うので、閲覧注意でお願いします。

 

 

 

 

なんでアイドルたちってアイドルになったんでしょう。

私だったらせっかくあんな美少年や美少女に生まれたら、それはもう私利私欲の為だけに使いたい。アイドルって、顔だけ(っていうと語弊があるけど)で、あそこまでちやほやされて、美しさを私利私欲の為に使用した最上級の結果なのかもしれないけど、私だったら絶対アイドルになんてなりたくない。まず人に自分の美醜をあんなに好き勝手評価されたくないし、恋愛だって思いっきりしたい。初恋泥棒しまくりたいし、男だったら平成の光源氏として名を馳せたいし、女だったら史上最強の小悪魔くらいの異名を取りたい。アイドルになんてならなければ、どんだけ貞操観念がゆるくても、今世紀最大のクズでも、何千何万の聴衆に晒されて盛大に叩かれることなんて、基本的にはないのに。まぁ個人的に恨みを買って後ろから刺される可能性はあるが。いくつでどんな人とどんな時に結婚を決めたって、こんなぼろくそ言われることないのに。恋愛を楽しんだって、責められることなんてないのに。自分の人生を潤す為だけに、私利私欲の為だけに、自分の美しさを利用できるのに。私にはとてもじゃないけど、アイドルになる、という選択肢は生まれない。何故アイドルはアイドルになるんでしょう。

前にも書きましたが、私からしたらアイドルという職業を選ぶ人の強さが、たまらなく眩しい。私は人生で一度たりともアイドルになりたい、なんて思ったことはありません。そもそもアイドルになるという選択肢が存在するような、容姿には生まれなかった、ということが大前提だけれども。アイドルを見ていると、楽しそう、羨ましいって思う気持ちより、制約が多くて大変そうだな、とか、犠牲とか我慢多過ぎじゃない?っていつも思う。だって美しく生まれたら、アイドルにならなくたって、アイドルみたいに可愛い一般人として生きるほうがずっと楽じゃないですか。交友関係も自由、恋愛も自由、職業だって選べるし、何にだってなれる。アイドルだって、何にだってなれるけど、「アイドルとして」、「アイドルのくせに」、「アイドルのわりに」的な枕詞は一生つくわけだし。私は世界中から受ける、何千何万の歓声より、自分という人間の評価を、顔も見たこともない何千何万の誰かから受けることのほうがずっと怖いから。アイドルになって「アイドルのくせにブス」って言われるより、一般人のまま「アイドルみたいに可愛いね」って言われて、美人すぎる○○、とか、イケメンすぎる○○、とか言われて生きるほうが絶対的に安心で、安全で、安定で、自由なのに。

最近ジャニオタ界隈では色々なことがあった。メンバーがグループから脱退したり、暴露されたり、週刊誌に載ったり、謝罪したり活動自粛したり。その度にtwitterでファンの意見が割れて、喧嘩?したりなんやり。

私は該当グループのファンではないので、外野はすっこんでろ!って思われると思うんですけど、結局野次馬根性丸出しで、色々調べてみたりしてしまった。皆様のブログも沢山読んだ。そこで多用されていた言葉が、「裏切り」や、「守る」、「信じる」などだった。

それを外野ながらに見ていた思ったのは、果たしてアイドルの裏切りとは一体なんなのか、ということだ。

熱愛が発覚したとき

結婚したとき

パフォーマンスに手を抜いたとき

プライベートの素行が悪いのがバレたとき

嘘がバレたとき

ファンの間に動揺と衝撃が走るのは、こんなときだろうか。

私はそもそもアイドルの中の人を信じてない。信じてないというか、中の人と一生関わることないから、信じるも裏切るもクソもない。だって私が好きなのはアイドルとしての顔だ。だって私はただのファンだから、そこしか知らない。もし私が今後好きなアイドルと話す機会があっても、それはハイタッチ会とか握手会とか、そういうアイドルのお仕事の一環ってやつで、彼らのアイドルではない部分は知り得ない。繋がりたいとも思わない。だって私にとって彼らはショーケースに入った憧れの飾り物だから。ずーっとアイドルにはそうやっていてほしい。

けどこうやってたまにアイドルの中の人の実態を知らされることがある。その時に生まれるのは、知りたくなかったというがっかりと、現実突きつけてくんなよ!という怒りと、まぁそりゃそうだよな...という諦めだ。普段あんなに知りたいと思っているアイドルのことを、予期せぬ形で、しかも中の人のことを知らされると、嬉しくもなんともないってのは皮肉だ。別にアイドルのプライベートが清廉潔白であれ、なんて思いやしない。モテるだろうし目立つだろうし、甘い蜜や誘惑も限りなくあるだろう。わかってるんだよ、知りたくないだけで。

そしてきっとファンにとって一番悔しくて苦しいのは、アイドル自身が自分を台無しにすることだ。彼らが今まで歩いてきた決して平坦ではなかった道のりを、思い出を、歴史を、自分自身の手で一瞬にして壊してしまうことだ。ファンがどんなに頑張ったって、またそれを一から積み上げるのはアイドル自身でしかない。ファンは少なからずその後押しをすることしかできない。あなたというアイドルを大事に思っている人はここにいますよ、って主張することしかできない。一度歪んでしまった土台に、また一から積み上げるのは今までよりずーっと大変だ。そしアイドル達自身がそれを身をもって理解しているはずとファンは信じているし、だから「アイドルである自分」をもっと大事にしてくれると思っていたのに。

私はきっと元々現実的で趣味にのめり込んだりしない人間なので、「裏切られた」と思うほど、アイドルという生き物を信じていないんだと思う。というか根本的に、アイドルに限らず、twitterとかのSNSで顔も素性も全くわからない人間と交流すること自体に、私は抵抗があるし、話したこともない人間を信じるもくそもないと思っている。アイドルは観賞用コンテンツであり、もちろんそれは彼らの様々な努力と犠牲と嘘と優しさで成り立っているエンターテイメントだと解釈している。確かにアイドルというのは、私たちのようにタイムカードをきって仕事してるわけじゃないので、よっしゃー定時や!タイムカード切ったったで、今から自由や〜!!!なんてことはないし、ファンの前じゃない時くらい羽伸ばしたいって思うだろうし、それは何も間違えてないし、プライベートだって楽しく過ごしたいってのは何も悪くない。ただ年齢や職業に合わせた適切な限度と対応は忘れちゃいけないとは思うけれども。

ただアイドルの難しいところは、「人としてNGなライン」と「アイドルとしてNGなライン」にズレがあることだと思う。そしてこの「アイドルとしてのNGライン」というのは、ファンそれぞれの個人差が凄まじいです。同じアイドルのファンでも好きなところ、どんなスタンスで応援しているか、お金の掛け方とかは個々それぞれ違うし、ファンの言語統一は絶対に不可能だと思っている。法にさえ触れなければいいという方もいるだろうし、一方で中の人の存在を匂わされただけでがっかりする人だっているだろう。それでもファンという生き物は、色んなことが起きても、好きなままでいてくれるし、信じてくれるし、待っててくれる。アイドルのいいとこいっぱい知ってて、好きなとこがいっぱいあるから。一回好きになったらそう簡単には嫌いにはならない。勝手に好きになって、色々押し付けて、怒ったりモヤモヤしたりしてごめんって思ったりする。「裏切られた」なんて、出来れば思いたくないし言葉にしたくない。けれどもアイドルにかける熱や愛情が大きければ大きいほど、アイドルの言動に傷付いたり、「裏切られた」と感じる度合いが大きい。それほどに「好き」の情熱はすごい。

アイドルってすごいね。何かあった時信じて応援して好きでいてくれる人が沢山沢山いる。そんな沢山の「好き」に守られてる。そんなすごいアイドル達を信じていたい、と思う今日この頃。